日中も、涼しくなってきました。

 彼岸過ぎてようやく彼岸花咲き始めました。

 朝晩の冷え込み、そろそろ、布団も厚めにしようかな、と思いつつ、ニュースを見れば、尖閣沖の衝突トラブル。日本政府のやり方ときたら、どうも、後手後手がたがた、見とられません。

 絵に描いたような外交音痴、耳も目も、覆うばかりです。

 CCTVのニュースでは、タイミングもよく、資源開発、経済協力等の案件でちょうど訪中したロシアのメドベージェフ大統領が、ここぞとばかり、「歴史を捏造する勢力がいる」などと、暗に日本との北方領土問題を指した発言。中国の指導者と蜜月ぶりをアピールしている画像が。(昨日の朝一番のニュースでは、尖閣問題はトップではなく2番目のニュースでした。このあたりの中国政府の微妙な匙加減を見落としてはいけません。)

 一方、日本の指導者ときたら、「いら菅」ならぬ、あらが目立つ、まあなんというか「あら菅」です。外務省にしても、民主党にしても、他に何か方法が無かったのでしょうか。機を見誤ったつけはあまりに大きい。(かといって、現在の野党勢力もあまりに力不足って感じです。)

 政治家の皆さんは、日頃からもっとディベートでもやって、外交力や先読みの力を鍛える必要があるようです。まあ、そんな悠長なことは言ってられませんが。

 与党内で矮小な権力闘争に明け暮れていたツケが国民に回ってくるのは、たまったもんじゃあありません。

 毅然としましょう。

 そして、中国政府とあらゆるルートを使って、徹底的に交渉(これは、武器を使わない戦いなのです)を継続していくことです。そして、せめて、これからでも、中国の指導者と個人的なルートをより多くつくることです。個人的なルートが無ければ、中国とのあらゆる交渉は絶対にやっていかれません。あ~、それにしても外務省内には、中国、そして中国の実力者との強固な絆を持つ有能なお役人は居なかったのでしょうか。お寒い限りです。まあ、日本政府が、駐中国大使に財界人を任命したあたりから、中国に日本の浅いあざとさを見透かされていたような気がします。その点でも中国は何枚も上手ですから。実際、今回、大使はなんの役にも立ちませんでした。

 私が中国語の個人レッスンを受けている中国人留学生。先日会ったとき、彼の方から尖閣諸島のトラブルについて持ち出してきました。彼は当然、中国政府の論理をなぞる訳です。それは私がたじろぐほどで、翻って、私には、どれだけ、太平洋戦争、その戦中戦後の歴史認識があるのかと、自戒をしました。

 朝、ジョギングをしていると、いつも同じ道の同じ坂で、出会う若者がいます。自転車ですれ違いざま、その若者は、笑顔であいさつをします。中国から研修の名目で働きに来ている労働者です。私たち日本人と同じ場所で、今を生きている中国人も多くいます。

中国は、もはや、単に海を隔てた隣国ではありません。

 政治家の皆さん、あなた方は、政治のプロでしょう。外務省のお役人の皆さん、あなた方は外交のプロでしょう。ほんと、しっかり、お願いしますよ。

 

 

 

 

 

 

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